positive transition

なんでもポジティブに捉えるサッカー記録です^^ レフティやクセのある選手に注目しています。

〜Good luck Pablo Mari〜 パブロマリのイタリアでの活躍を祈る

パブロマリのウディネーゼへの移籍が決まった。そんな彼について少し書いてみる。

アルテタ政権下での最初の移籍市場で獲得した選手。左利きのセンターバックを欲するアルテタは彼へ期待を寄せたが足首の怪我で離脱している期間が長かった。2020年の12月ごろから出場機会を得たが、ふくらはぎの怪我で再び離脱。今シーズンは1節・2節のリーグ戦には出場したもののその後はEFLカップの1試合のみでリーグ戦の出場機会がなかった。

移籍先のウディネーゼは守備の再構築が必要とされていてその役割を担うことが決まっている。彼にとってよりメリットだなと思うことはこのチームがバック3を採用しているところ。バック4のセンターバックより守備範囲は狭くていいし、彼のフィードに期待ができる。

彼は混乱のアーセナルでプレイし、マルティネッリのリハビリを支えたり、献身的な姿を見せてくれた。その当時のマルティネッリを支えていた一人で現在の活躍の立役者かも知れない。プレミアリーグのスピードについていけてないところも何度かあったが、私が思う彼のベストシーンは20-21シーズンのアウェイレスター戦でバーディを止めたシーン。スピードで劣る彼がスピードのあるバーディーの裏抜けからボールを奪い切ったのは衝撃だった。

それにしても怪我に悩まされたのはもったいなかった。その間にガブリエルが台頭し、今シーズンはベンホワイトや冨安が加入。センターバックとしての序列がどんどん下がってきた中でのイタリアからのオファー。これは彼にとって存在感を示すチャンスである。移籍はポジティブ。

何はともあれ、28歳のスペイン人DFがイタリアでの再び輝くことを心から願いたい。