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なんでもポジティブに捉えるサッカー記録です^^ レフティやクセのある選手に注目しています。

〜目の前の勝ち点3が・・・〜21-22シーズン プレミアリーグ 第15節 Southampton VS Brighton & Hove Albion

アーセナルの次節の対戦相手がサウザンプトンということで見た試合の雑感を記したい。後少しのところでかっさらわれた勝ち点3はホームチームにとって辛いものとなってしまった。試合内容的にはどちらに転んでもおかしくないものだった。前半頭のサンチェスのビッグセーブがなければ早々にセインツが試合を決めていたと言っても過言ではない。やっぱりキーパーは試合を決める力を持ってるなと改めて。

試合内容リンク(sofascoreより)

www.sofascore.com

  • 前を向けないブライトン
  • ビルドアップが面白いブライトン
  • ウォードプラウズの責任感

と3つほどtopicsをあげてみた。

前半の最初からセインツの前からの圧力がかかってブライトンはなかなか前を向くことができなかった。2トップが前からコースを制限するのだが、そのコース制限について来れる選手が少なく、プレスがかかり切らないシーンも多々あった。ツートップとセンターハーフの距離が縮まればよりコンパクトな守備からのカウンターが可能になるはず。セインツの守備ベクトルが前に向いているのでこれがハマればショートカウンターで一気にチャンス、逆にハマらないととめどなくやられてしまう。この日のセインツは前半から幾度となくチャンスを作るもののシュートが枠に飛ばずもどかしいシーンが散見されたが、やっているサッカーに間違いはないように思えた。シンプルでとてもわかりやすい!

前進できないブライトンのビルドアップが面白かったので少し。後ろは3枚のブライトンだが、ダッフィーが後ろに残り、その前にバーンとフェルトマンがいて、その前にククレジャ・ランプティがいるようなシーンがあったり、サンチェス・フェルトマン・ダッフィーで組み立てバック4気味にしたり工夫されているなーと感心した。残念ながら得点には結びつかなかったが、志の高いサッカーをしている印象を受けた。ブラッシュアップしていくポッター監督にはこの先のステップがあるような気もするなー。

最後はウォードプラウについて。キャプテンとしてこのチームを引っ張っていく意識があるがあまりにもありすぎるのかなと思うシーンがあったので紹介したい。それは同点ゴールの前のプレイ。ゴール近くでのフリーキックの際に壁ではなく、ゴールの中に入ったこと。それによりラインが下がってしまい、モペイをオフサイドに仕留めることができなかった。それはそのフリーキックを得るシーンに答えがあって、相手ボールを奪い彼が繋ごうとしたところをカットされロメウがファールをした。その責任があってなんとしてでもゴールを与えられない意識がゴールの中に入る行動を選んだのだと思う。その後ボールが壁に当たった時にラインを上げたが、間に合わなかった。

 

前半うまくいかないブライトンはマーチ・コノリー投入やシステム変更をしてなんとか勝ち点を持って帰ろうという意欲もうかがい知れたし、面白かった。交代枠がなくトロサールの怪我で最後は10人となったが、最後の最後で1点を取れたのはとても大きい。モペイっていいところでゴールを取るイメージがあるなー、確かクリスタルパレス戦の同点ゴールも最後の最後だったし・・・セインツについては明日プレビューっぽいのが書ければ書こうと思う。