positive transition

なんでもポジティブに捉えるサッカー記録です^^ レフティやクセのある選手に注目しています。

【冨安の続報を待つアーセナル】重要なキャストとなる冨安

〜冨安の存在感〜

カラバオカップリバプール戦に無理して出場してしまい離脱となった冨安。彼の続報を待つアーセナルサポーターは日本だけでなく、現地にもいる。このことは日本の誇りと言っても過言ではない。セルティックオールドファームダービーで活躍した旗手もそうだが、日本人が活躍していると嬉しい。

彼の代わりにベンホワイトが右サイドバックとして出場したが、冨安ほどのインパクトは残せずアーセナルの右サイドは停滞し、バーンリー戦はスコアレスドローという結果に終わってしまった。彼は数週間の離脱が予想されている。ドバイキャンプには彼の姿がなかったので、帯同せずロンドンに残留しているはず。セリエAのシーズンを戦い、オリンピックを戦い、プレミアリーグを戦った彼にはちょうどいい休養となったのではないか。かつてミハイロビッチ監督が冨安の重大性を語ったことがあるが、ボローニャにとって彼は絶対的な存在で信頼を勝ち得ていた。その気持ちがアルテタにもわかり出したのではないか。

対人に強く、両足使えて、空中線にも強い、インテリジェンス溢れるプレイをしてくれる。監督としたら起用せざるを得ないくらいの能力を持っている。そんな彼の復帰を心待ちにしたい。

Football london様の記事より、ドバイキャンプでセドリックがある程度コンディションを取り戻したことを報じている。彼が右サイドバックとしてチームを支えてほしいし、もちろんファーストチョイスとはなれないにしろバックアッパーとしてチームに良い影響を与えてほしい。

www.football.london

〜サリバをどうするか?〜

アーセナルサポーターの心配事といえば、期待されてアーセナルに加入したウィリアム・サリバがアーセナルでプレイするのか?ということだ。マルセイユでも素晴らしいパフォーマンスをしている彼に期待がかかるのもわからなくはないが、なぜアルテタが彼をローンに出したのかは疑問だ。確かにプレシーズンマッチでの彼を見た時に体の柔軟さにかけ、少し危なっかしいプレイをしていた記憶がある。ハイライト動画でしか見ていないので良いところしかないし、良い試合の結果しか報道されていないので本当に良いのかは怪しいが素晴らしいポテンシャルを持っていると言う話を聞く。

となると、今シーズンのローンが終わった後をどうするかが問題になってくる。私の考えはローンバックし、ガブリエル・ホワイト・ホールディング・サリバで競争させるのが既定路線かと思っている。ヨーロッパの舞台がある前提で言うとターンオーバーもできるし、更なるチーム力の向上が見込める。アルテタはそこまで期待して、サリバをローンでフランスへ出向させているような気もする。彼の年齢で実践を積むことが大切だという判断があるはず。そんな彼にはアーセナルでのキャリアを築き上げてほしい。実際に試合を見ることができればレビューを書くこともできるのだが・・・

〜中断前のチームから変わったこと〜

トーマスとジャカが戻ることが好材料。彼らはドバイキャンプに参加し、相互理解も進んでいる。コロナ陽性者も今の所増えることもなく、冨安以外はフルメンバーを起用できそう。フォーメーションはいじることなく4-5-1で右サイドバックをホワイトにするかセドリックにするかと言うところが意見が分かれるポイントである。

ドバイでの練習風景を見ていると雰囲気の良さ、風通しの良さが伝わってくる。良いように言うと学生の部活の雰囲気がある。最年長がラカゼットとセドリックの30歳という若いスカッドで自分達で作り上げるというやりがいがそういう雰囲気にしてくれていると思う。

勢いに乗れば怖いもの無しのチームになるはず。

キャプテンであるNo14が去った暗闇にいたチームを救ったのはセスクやフラミニたちの若手たちだった07-08シーズンの再来となるか?

その時のスカッドより若いスカッドのこれからが楽しみだ!