【アルテタのジグソーパズル完成へ向けて】 心配なアーセナルの移籍市場
〜古参のチェンバース、移籍〜
チェンバースがアストンビラへ電撃移籍をし、アーセナルの古参メンバーはエルネニーとなった。そんな彼にも移籍の噂が絶えないので在籍年数でいくと一番長いのはジャカもしくはティアニーとなる日もそう遠くないのかもしれない。これはアルテタが長年溜まった膿を出している最中なので仕方がない。もちろん選手には愛着があるのだが、リーグ戦しかないアーセナルでは出場機会が限られるので移籍をしたい気持ちもわかる。移籍はポジティブなものだと思っているので、チェンバースの活躍を祈りたい。どこも報じていなかったので寝耳に水といったところかな。カラバオカップのリバプール戦では急に試合に出たのにいいプレイをしていただけに残念ではあるが、コンスタントな出場機会を与えられないというアルテタの判断もあっただろう。これでHG枠が1枠なくなったのでここをどう埋めるのかも気になる。
〜オバメヤンにメガクラブからオファー?〜
先ほど、The Athletic様がオバメヤンのローン移籍の可能性についての記事をUPしていた。
🚨 EXCLUSIVE: Barcelona + Juventus make official approaches to sign Aubameyang on loan until summer. Unclear what Arsenal will do - talks ongoing with both. If #AFC grant exit, destination likely to be influenced by Morata @TheAthleticUK #FCBarcelona #Juve https://t.co/tXjBHGdLb3
— David Ornstein (@David_Ornstein) 2022年1月28日
バルセロナとユベントスが夏までのローン移籍の公式オファーをした。アーセナルはどうするかわからないが、両方との話は進んでいる。もしアーセナルが移籍を許可した場合、移籍先はモラタの影響を受けるだろうとも書いている。
モラタはバルセロナとのリンクが伝えられている。そしてアーセナルが追っていたヴラホヴィッチをユベントスがとったことから移籍が加速するのでは?とも言われている。バルセロナがデンベレ退団をするという中でモラタを獲得できない場合のプランBという報道も出ているので、彼らの動向が決まれば移籍が決まりそうな雰囲気もある。移籍市場特有の玉突き移籍が起こりそうな気がする。オバメヤンからしたら願ったり叶ったりな移籍となるかもしれない。彼は自身を見限ったアーセナルを見返すチャンスでもあるし、ヨーロッパのトップクラブ、ましてやアーセナルにはないヨーロッパのコンペティションで戦うことができる。双方にとっていい移籍になるといいな。
〜あれ?補強は?〜
ここまで放出の名前やニュースしかなく、獲得の噂となればトーンダウンしてしまうのが現実でヤキモキしているサポーターがとても多い気がする(次の夏にアメリカ代表のゴールキーパーの獲得は決まっているが、冬に来るわけではない)。当たり前なわけで夏の移籍市場であれだ獲得して、しかも主力になっている。ここで大事なのが夏と冬の移籍は異なること。チームの主力選手をそう簡単に出すチームはないはず(契約問題で移籍をさせた方がいい場合を除く)。冬の移籍市場で噂されている二人を獲得できれば、CL圏内を狙える可能性が出てくる。もし誰一人も獲得できない場合は相当厳しくなることは明白だ。ドウグラス・ルイスとイサクはまだ可能性があるかなと思っているので、多少のリスクは承知の上で移籍金を支払ってほしい。
ここまで放出の選手が多いのは給与バランスを整えたい思惑があるはず。給与は上位チームだが、成績は伴っていない。現有戦力にも野心のあるところを見せつつ、アルテタのジグソーパズル完成へ向けて、一歩ずつ歩いていきたい。