〜ホームチームが教えてくれたもの〜FACUP 3回戦 Nottingham Forest VS Arsenal Single leg
〜はじめに〜
FAカップ3回戦の話題といえばアーセナルの「No More Red」の取り組み。試合に関しては二の次で勝つだろうと思った人が大半だった。私もその中の一人でゆるりと勝つだろうと楽観的に思っていた。結果は・・・だったが、ポジティブなポイントもあるので簡単に振り返っていく。
〜試合内容(Sofascore様より)〜
〜My Topics〜
- 余儀なくされる外回り
- カウンターの脅威
- 若さが故の結果
〜余儀なくされる外回り〜
ウーデゴールを中心によくボールは回っていたと思う。が、楔が入るわけでもなく相手のブロックの外でのボール回しとなっていた。外循環からの内を見せれればよかったのだが、これだけでは相手は怖くないし、楽に守れる。そのような展開を本来続けてはいけなかったが、ノッティンガムフォレストがかなりコンパクトに守ってきた。このモチベーションやパフォーマンスが素晴らしかった。ジャカがいれば、もう少しボールの回り方を変えれたのだが、パティーノ・ロコンガでは変化を加えきれなかった。エンケティアも悩みながらプレイしているのかな?と思うくらい、シュートも枠に飛ばずワントップとしての役割を果たせなかった。彼が我慢をして相手を背負えるタイプだと変わったのかもしれないが、ディフェンスラインとの駆け引きもあまりできぬまま90分を過ごした。
〜カウンターの脅威〜
先ほど書いたように、外回りを余儀なくされるアーセナル。そこからパスミスを狙ってうまくカウンターに持っていったのがノッティンガムフォレスト。カウンターの精度も高く、あわやのシーンを何度か作った。そして先制点を奪った。軽率なパスミスからだったが、チャンスを決めきれないアウェイチームに天罰が下されたような先制劇だった。ここまで獅子奮迅の活躍を見せていたレノもこのシュートは止めることができなかった。
〜若さが故の結果〜
今日の試合とマンチェスターシティ戦のテンションではあまりにも違いすぎた。が、私はこのことを理解している。昔実況者の倉敷保雄さんが「3割引きで見ないといけないこともあるんですよ。」ということを仰っていた。人間誰しもモチベーションに左右されるところはある。そこが悪い方向にでたのではないかな。もちろん褒められたパフォーマンスではない。ただ、ローンの噂が出る選手が多い中、このチームに思う気持ちがバラバラだったのは確かである。この試合内容を見て悪くいう人も多くいると思うが、「実に人間味のある面白いチームだな」と私には映ってしまったのだ。
〜最後に〜
試合内容についてはあまり振り返らなかった。これは振り返るとより辛い気持ちになるなと思ったから(笑)。私は分析が得意なわけでもないので、負けて辛いアーセナルサポーターの気持ちに寄り添えればと思って書いている。辛い時はどの記事見ても悪く書かれているのが普通だし、TLも辛辣なことが並んでいる。そういう荒んでいるときに、「あ、この人の書いている文章見れば気持ちが落ち着く。」と思ってもらえるような文章を書いていきたい。
この敗戦によっていろんな選手のローンなどの移籍の話が加速するかもしれないな。。。
ノッティンガムフォレストの選手たちのモチベーションの高さやスタジアムの作る雰囲気はいろんなものを思い出させてくれる。この敗戦をバネにして残りのシーズン戦ってほしい。