positive transition

なんでもポジティブに捉えるサッカー記録です^^ レフティやクセのある選手に注目しています。

〜ラカゼットの去就について〜Our No9の行方

〜はじめに〜

11月にラカゼットの去就について報道があったことについて書いたが、その続き。彼を取り巻く環境が少し変わってきたので、そのことと私の彼への気持ちを書いていく。

pojitora-wasshoi.hatenablog.com

〜ラカゼットを取り巻く環境〜

この時はオバメヤンがレギュラーでその控えといった位置付け。この立場は逆転し、彼がフロントマンを担うようになってチームは好調になった。補強についてもそこまで具体的な名前は出ていなかったが、現在はブラホビッチ・イサク・デイビスの名前が挙がっている。そういう中でfootball london様よりこんな記事が。

www.football.london

このサムネイルとは異なるタイトルが付けられていて、「もしブラホビッチを逃すと、アルテタはラカゼットへの決断をひっくり返す可能性がある。」というものだ。その中でペナルティキックについてを書いていて、ブラホビッチはPK成功率100パーセント(transfer marketによると)。最近のアーセナルのPK失敗は多い気がする(貰ってるPKも少ない気もするが笑)。そこでブラホビッチが獲得できると彼がPKキッカーになるのではないかとも書かれていた。

エンケティアはパレスなどへの移籍の噂、バログンはボロへのローン。となるとストライカーの頭数は減っていく。ある程度計算ができるラカゼットは残しておくべきだと考えている。

〜なぜ残すべきなのか?〜

彼はベンチでスタートをしていても模範的な振る舞いをしているというアルテタのコメントを見たことがある。そしてこれは若いチームにとってとても大きいこと。これが同じような年齢が揃っているチームだと残留をそこまで求めなくてもいいかもしれないが、今のチームはとても若い。その若手の模範的存在が彼ならば、このチームはとてもいい方向に進むはず。若手に近い存在でもありながら、監督にも近い存在、そして彼はサポーターとチームを接着する存在とも言える。前線からの守備を怠らず、必死にプレイする。そんな彼を我々は愛している。とても足が速いわけでもなく、フィジカルやヘディングが強いわけでもない。それなのにどうして残留熱望?と疑問符がつく。

それは数字に結びつかない貢献度が高いからであるから。現代サッカーは数字でいろんなことが語られることが増え、なかなか選手のプレイぶりに触れられることが減っている。そこで割りを食うのは数字を残せないが、チームの潤滑油の選手。それがラカゼットであり、ジャカ(賛否あるのは承知です笑)である。

〜契約延長を迷っている訳は?〜

エジルやオバメヤンの長期契約の失敗、若い選手たちの契約延長。これらを考えるとチームとして契約延長をすべきかというと迷う気持ちもわかる。これはチーム側の話。ラカゼット本人の話とすると契約年数を3年としているという報道を見たことがある。これをすると彼は34歳までアーセナルとの契約をすることになる。ここで先ほどに書いた数字の話が出てくるはず。彼はエジルやオバメヤンみたいな数字を残しているわけではない。そうなるとチーム側は強く出るし、選手側とすると立場が弱くなる。

チームの気持ち、選手の気持ちを考えると1年延長のオプション1年というところに落ち着けることができればいいなと勝手に妄想している。

〜ラカゼットへの気持ち〜

彼はアーセナルのNo9を背負って久しぶりに輝いた選手だと思っている。ベンゲル政権の最後を知る数少ない選手。彼がCLで活躍する姿を見たいし、何より彼の笑顔が素晴らしい。そして選手をまとめる存在にもなれると思っている。彼がアームバンドを巻いてプレイしていると心なしか安心する。チームのために体を張ってプレイできる数少ない選手は貴重。在籍年数が長くなってきているからこそ思うこともあるし、この後に繋げていくためにももっとアーセナルでプレイしてほしい。こうやって文字に起こしていると彼への想いが整理できて嬉しい。

何はともあれ、残留してほしい!ラカゼット、俺たちのNo9!!!