〜パティーノくんおめでとう!〜21-22シーズン カラバオカップ Arsenal VS Sunderland
〜はじめに〜
過密日程が待ち受ける中迎えるカラバオカップ。主力の多くを休ませながらきっちりと勝つことが求められるカップ戦はとても難しい。だが、チーム力の向上を考えると一つでも多く勝ち進みたいこの試合、相手はLeague Oneで3位につけるサンダーランド。かつて一部でもプレイしていたチームなので馴染みのある方も多いとは思う。今リバプールのキャプテンであるヘンダーソンが在籍してたなーと思い調べていたら、タイニオやルイサハなど懐かしいメンバーが在籍していたことを知った。それももう10数年前か・・・
試合結果(sofascore様より)
My Topics
- 躍動するぺぺ
- ジャカがもたらせた安定感
- パティーノくんおめでとう!
メンバーはある程度変えてきたが、ウーデゴール・ホワイト・スミスロウはそのまま起用してきたアーセナル。中でもぺぺのことが気がかりだったので彼に注目しながら見ていた。前半の真ん中あたりでのプレスバックなどプレイ時間が減っていたが、リアクションは良かったかなと思う。また抜きを何度も繰り返し、アシストを記録しゴールも記録した。それは彼にとっていい方向へ向く一歩となればいいな。まだファールをもらいにいく癖がでたり、そこら辺にはいつも通りの不安を感じてしまったがこれからの過密スケジュールでの活躍を期待したい。ここで見逃せないのが、セドリックのランニング。囮として彼を自由にするべく走り回っていたとことは価値が高い。
3-1になってから少し不安定な戦いが続いた中でアルテタが切ったカードがジャカだった。そのジャカが入って1アンカーから2センター気味に変えた。それがハマったのが4点目だ。ジャカを起点としてボールが回り最後はエンケティアが仕事をした。彼にも移籍話やいろんなことがあったが、彼の持ち前のキャプテンシーを発揮する時がきたのではないかなと思う。アームバンドを巻いていなくても、彼が声を上げ指示することでその後のチームが締まったのは偶然ではない。
そして最後には18歳の初ゴールが生まれた。彼は将来を嘱望される選手であり、ボールの持ち方がウィルシャーに似ているのでとても気になってた。ゴールのシーンはレフティならではのボールに対しての面の当て方で素晴らしかった。交代で入ってきた時はとても緊張した表情をしていたが、徐々にフィットし、最後にはゴールを決め素晴らしい夜になった。その後のエミレーツのお客さんがとても暖かくて、エモーショナルな雰囲気に包まれた。ゴールセレブレーションがぎこちなかったのも可愛いな笑。それにしてもおめでとうございます!あなたのアーセナルでのキャリアのスタートを見れたのが幸せでございます。
〜最後に〜
エンケティアのゴール嗅覚が生かされた3ゴールだった。彼は契約延長をしないことを報道されているが、オバメヤンの件を考えるとひょっとしたら契約延長をするかもしれないという期待をしている。いろんな方面へ向けていいプロモーションになった。
開幕戦のことを思うとバログンもフィットはしていたとは感じたが、ゴールという結果には結び付かなかったのが残念。彼にいいオファーがあってローンで経験を積んでくれるとさらにチーム力はアップする。ちょっと力みすぎてたかな・・・
しっかりと勝ちながら主力のコンディション調整をする素晴らしい采配を見せたアルテタ。彼の監督就任から2年が経ち、いい方向へやっと動き出している気がする。辛い時期もたくさんあったが彼のことを支持する者として最近のポジティブな評価はとても嬉しい!年末年始をこの調子で駆け抜けてくださいな!