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なんでもポジティブに捉えるサッカー記録です^^ レフティやクセのある選手に注目しています。

~強烈な5発~21-22シーズン セリエA 第13節 Atalanta VS Spezia

レフティ好きの私が好みの選手が多くいるセリエAのチームがある、それはアタランタだ。パロミーノ・イリチッチ・マリノフスキ・ペッシーナ・ミランチュク・ゴゼンス・ペッゼーラたちに加え、今年加入したコープマイネルス。左利きの選手がボールを持つとワクワクするし、持ち方が独特だからめちゃ惹かれる。そんなアタランタの今節を振り返ってみる。(全節見ているわけではないので間違っているところ等々あると思います。すいません・・・)

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結果はタイトルにも書いたように5-2とアタランタが圧勝となった。前半である程度勝負を決め切ってあとはCLへ向けて慣らし運転といったところかな。先制されても動じず、攻めて逆転するあたりはさすが。この試合のmy topicsを3つ挙げてみる。

  • ジムシティの躍動
  • どうした!?ファンムッソ!
  • マリノフスキの一発

この試合はトロイが復帰し、トロイ・パロミーノ・ジムシティという並びでスタート。前半の頭からジムシティがよく上がること。オーバーラップを繰り返し、点取りたいと言わんばかりのプレイぶり。アタランタのバック3の両サイドはタイミングのいい攻め上がりがあり、それが魅力。23分のシーンでジムシティがボールを出して三人目の動きで前線へ行くシーンが印象的。惜しくもロストしてしまったが、その後のイリチッチのプレスが早かった。ここら辺の嗅覚は平均年齢29歳の経験豊富なチームといった印象も受けた。

 

アタランタの1失点目のシーンで気になったのはムッソのゴールセービング。ボールを弾くのも中途半端でその後プッシュされてゴールを決められている。全部見ているわけではないけど、ウディネーゼにいる頃には安定したキーパーだなという印象を持っていた。が、アタランタでは少し不安なプレイが見られるからすごい心配。もちろんハードルは上がっているのは確かなんだけど(笑)この試合も3-1から3-2にされそうなところで防いだセーブはさすがだった。この後のユベントス戦などのビックマッチでは必ず彼の力が必要になる。ムッソ此処にあり!というところを見せてほしいな。

 

気になる選手の一人のマリノフスキ。スタートから見たかったところだが、30分のプレイとなった。彼の魅力はパンチ力のある左足、そしてなんてったって姿勢がいい。ドリブルの姿勢もいいし、キープもできる。そんな彼のミドルショットが最後に決まるのだが、一番印象に残ったのは蹴る瞬間の振りの鋭さ。軽く蹴って枠に収める、なおかつキーパーが力負けをしている。時間帯的にも緩くはなっているものの自分でボールをはたいて最後は自分が仕留めた。

 

スペツィアも数試合見てる中で名前を覚えていたエンゾラとベルデ(2人とも25歳)、特にベルデの持ち方は面白いし、あまり後ろまで下がらないでほしいなーと思う。現に彼がボールをもらって運んでパスをしてシュートしたこぼれをエンゾラが押し込んだ。開幕2節のラツィオ戦を見た時は大丈夫?と思うような守備をしていたが約3ヶ月経って5点は取られたものの、そこまで悪くは感じなかったな。チアゴ・モッタ新監督の元、残留まで持っていけるかな。

 

アタランタも若手を重用するというより経験のある選手を軸に戦っていっているところが、少し前とは変わったところなのかな。ピッコリやロバートたちをもっと見てみたいものなのだが・・・(ロバート、マンユナイテッド戦は荷が重かったよね。。。)

アタランタで躍動するザッパコスタを見る度によかったね、とつい思っちゃう(笑)

攻撃的なアタランタを見ているとスカッとする。スペツィアももっと選手を覚えないとなと痛感した一戦でございました。おもろかったなー!