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なんでもポジティブに捉えるサッカー記録です^^ レフティやクセのある選手に注目しています。

21-22シーズン プレミアリーグ 第10節 Watford - Southampton

アーセナルの次節の対戦相手の試合を見てからその節の試合を見ると勝っても負けても引き分けても理解できることが多い。それと自分なりにどう対策を立てれれば勝てるのかを考えてから見ることも楽しい。ということで次節はワトフォードなのでワトフォードサウザンプトンの感想と対策を少し書いていく。

 

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結果としてはアウェイのサウザンプトンが0-1で勝利を挙げた。もっと得点できたんちゃうかな?と思うのと同時にワトフォードも得点チャンスは何個かあったし、チャンスになりかけるシーンもあったのは見ていて面白かった。やっぱり自チーム以外の試合を見ると視野が広がる。今回も3つほど印象的なシーンを挙げていく。

 

  1. 13:20 奪ってからの鋭いカウンター キングを裏へ走らせる
  2. 20:35 シソコが降りてビルドアップ パスミスであわやのシーン
  3. 31:20 スピード感のあるカウンター

1,3に共通してること、ワトフォードはカウンターが鋭い

キングの走力を生かしたチャンスメイク、そこへどれだけボールを配給できるか。あの無敗だったリバプールを撃破した時の主役のサールの突破も危険だし、ラニエリさんのサッカーの落とし込みが進めばもっと面白いチームになりそうな予感があった。何はともあれサッカーがわかりやすい。4-4のブロックを作ってそこからのカウンター。3のシーンにも象徴されるようにフォスターからのフィードが決定的なチャンスを作っていることに驚いた。そこまでキックが得意なイメージのないキーパー(ごめんなさい)だったので新鮮だった。

2について

1,3ではカウンターの鋭さについてを書いた。ポジティブトランジションのところは素晴らしいなと感じたのだが、逆に保持している時の危ういシーンを取り上げてみた。シソコが降りて捌くところまではいいのだが、バックラインからの繋ぎを期待できる足元がない。フォスターみたいなロングフィードは得意でもショートパスは苦手な印象を受けた。ここら辺はまだ落とし込みが進んでないポイントで今後改善されていくはず。もしくはこういうビルドアップを避けて、もう少し前でビルドアップをするか。ラニエリさんの今後の対応にも気をつけて見たい。

 

サウザンプトンもアダムスの時を止めるショットで先制をし、追加点を取るチャンスはあったが取れずに推移してしまった。ウォーカー・ピーターズはゴールライン上でのクリアや攻撃でも推進力のあるドリブルを見せたり、期待感がマックス。ウォードプラウズたちの相手を外へ追い出す守備などハーゼンヒュットル監督の意図が伝わっているシーンが多かった。スピード感のある攻撃はgood。

 

ワトフォードの長所と短所が見えた試合だったが、アーセナルはどう迎え撃つべきか。

ラインを高くしすぎると危険なので、ラインの上げ下げ、特にセットプレイの時は注意が必要。シュートで終わらないと、キング・サール達の餌食になってしまうだろうな。ミラーゲーム気味になるだろうから、ビルドアップ時を狙ってショートカウンターかますことができれば試合を有利には進めることができるかな。

ワトフォードの4-4-2がより洗練されると他のチームも苦しむだろうなー。