positive transition

なんでもポジティブに捉えるサッカー記録です^^ レフティやクセのある選手に注目しています。

【アーセン・ベンゲル政権再来?】 アルテタの存在感高まる。

〜この博打は奏功するか?〜

文字通り、前線の選択肢が減る博打をしたアーセナル。この背景にはアルテタとオバメヤンが修復できないところまで行っていたという報道もある。ローンでもいいから誰一人としてストライカーを補強しなかったことはアーセナルの移籍市場の立ち回りが悪かったと報じるメディアがほとんどである。このリスク承知で後半戦に臨むこととなったアーセナルバルセロナでの会見でオバメヤンが際どい質問を受けていたようだが、グレーな話で終わらせていた。これには彼の想いが滲んでいるが、そこまでことを荒立てようとしないあたりスマートだなと感じた。アルテタに決定権があったことは明白で、そこにクラブの上層部の意図があったかと言われると疑問が残る。

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【Good Luck Aubameyang】 オバメヤンの思い出のゴールとありがとう

〜オバメヤンのローン移籍に思うこと〜

アーセナルとの契約解除をし、バルセロナへの移籍が決まったオバメヤン。そんな彼への想いを少し記事にしてみようと思う。

ベンゲル政権最後の獲得選手であるオバメヤン。

エメリ政権のトレーニングマッチでの最初のゴールを決めたオバメヤン。

アルテタ政権の初めてのタイトルをもたらせたゴールを決めたオバメヤン。

節目節目に登場する彼がアーセナルでもっともっと活躍し、チームを牽引していくものだと思っていた。だが、流れが変わったのは加入前から言われていた素行の部分だった。アーセナル加入当初は明るいキャラでラカゼットやゲンドゥージらとチームの雰囲気をよくしていた。ジャカの次にキャプテンを任されてからは彼なりにキャプテン像を持って取り組んでいたのに、契約延長が決まってからのパフォーマンスの低下とスキャンダルをすっぱ抜かれたり遅刻をするなどが重なってしまいキャプテン剥奪。急降下とはまさにこのことと言わんばかりの出来事だった。

〜Favorite Goal〜

いろんなゴールを決めた彼だったが、スタジアムの盛り上がりと総合的に考えて一番好きなゴールは18-19シーズンのホームのノースロンドンダービーで同点に追いつくゴール。

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1点差を追いかける中でのラムジーのアシストからの糸を弾くようなゴール。しかもそれは過去にいた偉大なNo14を見ているようだった。スタジアムは熱狂の渦に包まれこの後アーセナルは逆転するという素晴らしい試合をした立役者となった。今シーズンのダービーでの得点も記憶に新しいが、スタジアムが揺れる感じがしたこのゴールが個人的にはNo1かな。あとはダビド・ルイスからのスルーパスに抜け出した19-20のエバートン戦のゴールなんかも好きだ。彼のラインとの駆け引きもそうだし、ダビド・ルイスと点と点で繋がったゴールも彼らしくて大好きだ。

〜最後に〜

私は彼が批判にさらされていたワントップに関してもできるだけプラス材料を見つけながら擁護をしていた。外循環をさせるために等々、思いつくことをいろいろ書き連ねていた。彼が輝くゴール前での存在感が薄くなっていたのも悲しかったし、決定力がないオバメヤンを見ていて辛かったのも事実。そして何よりかなりの批判が彼に集中していたのが一番悲しかったかな。キャプテンだし、当たり前なんだけど心が痛かった。オバメヤンの給与負担がなくなったおかげでアーセナルにいいことがあったり、オバメヤンもバルセロナでゴールを量産しチームに貢献してくれればwin-winのお話になるのでそうあってほしいな。

彼のおかげでタイトルをとれたし、幸せな瞬間をたくさん味わわせてくれた。本当にありがとう。

心機一転バルセロナで頑張ってきてほしい!なんと言われようとアーセナルのユニフォームでチームに貢献した選手。

大好きだぜ!オバメヤン!!

【冬の移籍市場閉幕】少数精鋭部隊で臨むシーズン後半

〜別れの多い冬の移籍市場〜

チェンバースたちとの別れがあり、アーセナルサポーターにとって寂しい冬の移籍市場となった。アーセナルの冬の移籍市場での立ち回りは一般的には褒められたものではなかった。移籍した選手の穴埋めをせずに少人数スカッドになってしまったのだから。あの選手を残しておけば等々、そういう声が聞こえてくる可能性は決して低いわけではない。いろんな補強の噂があり、イサクはロンドンに来たという情報もあり盛り上がった。が、結果的にデッドラインデイは誰も来ず(今冬には)、オバメヤンが契約解除でバルセロナへ移籍してしまった。アーセナルについて悲観的な意見がたくさんあったのは理解できるのだが、一年通して見ると夏の移籍市場でのことがあるので悪くはなかったかなと思う。冬の移籍で動かなければいけないという状況は裏を返すとその時までチームがうまくいっていないことを表している。その点アルテタは今のチームでなんとか行けるという判断をした。

私が考えるポジティブなことをいくつか書いていく。

・チームの結束力

これはチームをスリム化することによってどの選手にも出番が回ってくる可能性が高まる。そのことによって選手のモチベーションも上がり、日頃のトレーニングの精度・強度が上がる。そして若いチームなのでみんなで創り上げているやりがいが生まれ、チームとしての結束力も上がっていく。その中で大事なのが中堅・ベテラン選手の存在。そのことについては別記事にしてみようと思う。サカやウーデゴールやスミスロウやマルティネッリやティアニーたちが個々にリーダーシップを発揮してチームでまとまりを持って戦っていってほしい。これが最近は失われつつあった闘うチームとしてのメンタリティなのかもしれない。

この少数精鋭部隊に付随して、ユース世代の選手にもベンチ入りのチャンスが出てくる可能性がある。トッププレイヤーのプレイを近くで見て刺激を受ける選手もいるだろうし、その選手が伸びてきてくれればなおのこといい。これがアルテタが長期的な視点に立ってみていることの表れだと思う。

・次の夏の移籍市場

オバメヤンの契約解除でさらに浮いた給与。これは次の夏の移籍市場での投資に役立つ。どれだけの選手が市場に転がっているかは不透明だが、勝負ができる移籍市場になるはず。とはいえ、ヨーロッパないときついんじゃないかという声もある。これは今シーズンにも当てはまることでそんな中でもアーセナルを選んでくれた選手もいるので心配はしていない。サカやマルティネッリなどの契約延長に使うもよし、ちゃんと結果を残して長期的にクラブに留めておくべき選手に使うお金として余裕がある方がいいに決まっている。現在はCLに出るクラブでもないのに多く給料をもらっている選手もいた中でこれはいい方向に進む一歩になる。

〜信じようアルテタを〜

怪我やコロナ禍でのことを考えるとリスク管理がなっていない!と怒られる気持ちもわかるのだが、リーグ戦の数と選手の数を考えた時に売れる可能性がある選手をローンに出すのは理にかなっている。買取条項をつけないのはそこで活躍して、なんとしてでもほしいと思ってもらってから交渉をしたいという考えがあるはず。

獲得できなかったことは残念だが、今いる選手でなんとかやりくりをして戦って、ヨーロッパの出場権を得てほしい。

アルテタが選んだこの決断を尊重し、彼がアーセナルを正しい道へ戻す過程を応援していきたい!

【エドゥが交渉するわけとは?】イサク獲得へ向けたエドゥの行動とは?

〜交渉の余地あり?〜

いろんな情報が錯綜するデッドラインデイ。そんな中アーセナルのトップターゲットはおそらくイサク。そのイサクの情報と私の考えを書いていく。

イサクは契約解除金を払うかどうかというところに照準を当ててみていたが、どうもそうではない気がする。

私は払うか払わないかの二択だと思っていたが、以前にアーセナルからレアルソシエダへ移籍したモンレアルの時に何か約束事があったのじゃないか?と思っている。そうでなければ、レアルソシエダと話をしようとしないのじゃないかな。もし契約解除金の値下げとかが入っているのならば、最後まで粘るだろうし、そうでないなら何故粘るのかが不明。ここで巨額の投資をするか、投資をしないかは彼らにかかっているのだが、ヴラホヴィッチ獲得資金があるなら払えてしまうような気もしている。ただ、エドゥが大物を獲得するには解除金を満額払うしかしていないという事実も同時に残ってしまう。個人的にはなんでもいいからいい選手には投資しちゃえばいいと思っている笑。

あとはここにきて何故か出てきたぺぺの移籍話。これは飛ばしだと信じているが、スペインからのオファーもあるという話もある。これが何かの前兆なのかな?

 

〜オバメヤン、バルセロナ到着〜

その裏でアーセナルのオバメヤンはバルセロナでメディカルチェックを受けるためにバルセロナに到着したようだ。

彼に関しては移籍が決まってから彼への気持ちをまとめた記事をUPしようと思っている。彼にはいい思い出をいっぱい作ってもらった。そんな彼の新たな挑戦を応援したい気持ちで一派だ。他のソースによるとバルセロナ移籍に際して減棒を飲んだという報道もされている。そこまでしても移籍をしたかった気持ちもよくわかる。居場所がなくなるチームよりもバルセロナというヨーロッパのビッグクラブでのプレイができる方がいいに決まっている。

新天地での活躍を期待したい。

それにしてもアーセナルの獲得の噂はないですな・・・笑

【オバメヤンのローン移籍近づく?】

〜オバメヤン、バルセロナへ移籍か?〜

記事をざっくり読んで投稿しているので間違いもあるかもしれませんのでご了承ください。

The Athletic様からオバメヤンについての記事が。

有料記事なのでどこまで訳していいのかわからないが、無料で読める最初の方だけ。急いで訳してまとめたのであっていないかもしれません。間違っていれば訂正していただけると幸いです。

〜要点〜

バルセロナアーセナルとオバメヤンの三者会議は週末に進展した。

・給与負担が問題

・代替選手に関係なく話は進んでいる

三者会談は進んでいるが、まだ合意には至っていない。アーセナルはローンフィーは求めておらず、買取義務なしの6ヶ月のドライローンになりそうとのこと。問題となっているのはオバメヤンの給与。この給与をどれだけバルセロナが負担できるかというところにあるようだ。バルセロナの経営状態によるものでここら辺で妥協点が見つかれば、残りの時間で話が好転する可能性もある。実際に話が進んでいるのはアーセナルが彼の代わりのフォワードを契約できるかどうかに関わらない。

〜最後に〜

これが実現するとなれば、オバメヤンにとっては願ったり叶ったりな状況になる可能性がある。彼が熱望しているヨーロッパでのプレイ、ましてや超ビッグクラブのバルセロナでのプレイとなると喜びが増すはず。彼はもう一度磨いてトップフォームを取り戻せば、バルセロナの再建の手助けになれる。移籍はポジティブなものだし、必要とされているところがあるなら頑張ってほしいな!

【イサクへ支払う?支払わない?】簡単な二択、だが難しい

〜駆け込み移籍は成立するのか?〜

タイトル通り、支払う?支払わない?状態のアーセナル

レアルソシエダはバイアウト条項を満たす額、9000万ユーロを支払えばイサクを放出すると決めている。選択肢としては簡単なのだが、その額を出すかどうかを迷っているアーセナル。もし私が移籍担当だとするとこの判断はとても迷う。プレミア経験のない選手に冬の移籍市場でぽっと出せる額ではない、でも今のストライカー事情を考えるとほしい。と悩んでいるとデッドラインデーを過ぎてしまう。イサクがロンドンにいるということが伝えられて以来、彼がアーセナルにくるのではないか?とほとんどのアーセナルサポーターが期待し始めている。ナンバープレートの件にしてもこの目撃の件にしてもアーセナルサポーターの解析班は怖すぎる笑。

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〜迷いが見て取れるアーセナル

アーセナルの迷いがすぐわかってしまうのがエンケティアの処遇。彼が移籍すると多少なりとも移籍金が入り、イサク獲得資金になるはず。そういうことを考えてもまだ迷っている。オバメヤンの処遇はデンベレに委ねられており、彼にはプレミアの2クラブが関心を持っているというのも伝えられている。この二人のフォワードを放出したとするとラカゼットしか本職の選手はいない。そうなると困るからといって誰かをとれるアテはあまりない。これが夏の市場と冬の市場の異なるところ。現段階で噂に上がっている選手と移籍金、契約満了を並べてみると

・イサク(レアルソシエダ) 4000万ユーロ(2026年6月)

・カルバート=ルーウィン(エバートン) 4500万ユーロ(2025年6月)

・ジョナサン・デイビット(リール) 5000万ユーロ(2025年6月)

・ビクター・オシムヘン(ナポリ) 6000万ユーロ(2025年6月)

となっているが可能性が高いとなるとバイアウトがあるイサクかな。ジョナサン・デイビットと同じ顧客を見ているとまだビッグクラブの選手はいないのでそこで移籍させたがるということくらいしか期待できる点はない。カルバート=ルーウィンは監督が変わったエバートン、しかもランパード監督なので残留濃厚。オシムヘンは大きく報じられていないので可能性が低そう。セリエAを見ていると彼の凄さはわかるので本気調査しないかなとも思っている。

〜どうよ、冬の移籍(2022/1/30現在)〜

端的にいうと、厳しい。文字通りパニックバイをしてしまうのかどうかはわからないが、誰かを補強しないとやばいという事実もある。中盤もやばいのは確かだが、センターフォワードがもっとやばい。オバメヤンをローン移籍させ、エンケティアを半年残してラカゼットと2枚で乗り切り、総入れ替え。というのが現実味を帯びてきた。

もちろん望みは捨ててないし、誰か獲得できればいいなとは思っている。バイアウト行使をしてまで獲得しようとするのか、エドゥはしようとしたがアルテタはストップして他の選手を連れてきて大当たり。というどこかで聞いた話が冬にも起こってしまうのではないか。

夏には巨額を投じて選手を補強していることも忘れてはならない。でも期待する。今シーズンのアーセナルは一味違うというところを。

【給与削減が進むアーセナル】

〜給与バランスの大事さ〜

前回の記事で給与はCL級、だが成績は伴っていない。というニュアンスのことを書いたのだが、そのことを改善し始めたアーセナル。現在の成績を残しはじめている若手選手の給与UPがあるということも考えるともっと経営が傾く前に気づけてよかった。いろんな選手がフリー移籍をしていることについて悲観的な意見や非難が続いているが個人的にはこの判断は間違っていないと感じる。ローンでもほしいといってもらえる選手がいることに安心するとともに彼らの給与がゆくゆくが浮くことを考えるとプラスに作用する。Football london様より給与関連の記事。

www.football.london

昨シーズンの冬にムスタフィやソクラティスやエジルが去り、給与削減に成功したアーセナル。今シーズンの夏にはウィリアン、冬にはコラシナツ・チェンバースが去り、ナイルズ・マリ・バログンがローン移籍。今シーズンの11月には£99.8millionと言われていた選手給与が£90millionになったと言われている。そして1番の高給と言われているオバメヤンが去る可能性があり、エンケティアは半年の契約満了を待たずに移籍する可能性が高まっている。3番目の高給のラカゼットには契約延長へ合意はしていない。その彼も半年後には契約満了を迎える。ラカゼットの給与は£9.4millionでそのお金も削減される。そしてエルネニに関しても同じことが言える。ゲンドゥージとマヴロパノスは買取条項を満たしており、£2.3millionの節約になる。夏まで残留のレノと入れ替わりで加入のマットターナーの給与はターナーの方が低く、節約になる。それを合計すると£21.6millionの節約になる。とFootball london様の記事には書いてある。

〜この節約が意味するものとは〜

簡単にいうと有望株への先行投資。一流選手になるであろう若手への投資をするためにはある程度予算に余裕がないとできない。ヴラホヴィッチは獲得できなかったが、それなりにお金があることはわかったアーセナル。選手売却であまり稼げていない現実を考えると、サカやスミスロウやウーデゴールやマルティネッリという核の選手にあと一人加えて、ヨーロッパ行きを決める。そして補強資金に余裕が出たところで数ポジションに数人選手を獲得。そして売れる選手が出た時に売る。これを繰り返していく必要がある。中途半端なキャリアを積んだ選手よりも若い選手の方が売れるのは当たり前のことで、現にアーセナルが獲得へ名乗りを挙げている選手は若い。全体的に若返りを図りながら、芯の選手は売らずに4位以上を目指す、というのが現実的な目標であろう。中堅選手、フリー移籍となってしまった選手が結果を出していれば、今のような現状とはなっていないはず。そういう意味でも双方win-winの関係にあると言えよう。

〜最後に〜

給与に関して、アンバランスになってしまうと若手のやる気も削がれてしまう。一般企業でも同じだけど、仕事を大してしないのにお金を自分よりもらっているとモチベーションも下がってしまう。こうなると社内の雰囲気も悪くなってしまう。このことを避けたかったのが、アーセナルのフリー移籍祭りとなってしまっている気がする。

とはいえ、ここまでドライになれるようになっていることはポジティブに捉えないといけない。もちろん選手個々も好きなのだが、一番好きなのはアーセナル。そのアーセナルが強くなるためには断腸の決断も必要になってくる。批判をされようとも正しい道へ進んでいるアルテタアーセナルを信じたいものである。